見た目の色や大きさだけではない!CDとレコードの違いについて徹底解説

CDとレコードは収録できるヘルツ数に違いがあります。
人の耳で聞こえるレベルではほとんど同じなのでその差が分かる方は少ないです。
しかし、耳以外の部分で音を感じ取る敏感な方であれば、温かみがあるなど微細な差を感じることが出来ます。
ただし、再生できる機器にも差があることに注意しておきましょう。
再生のしやすさとはすなわち気軽に効けるかどうかに繋がります。
究極的に言えば好みによる差が大きいといえるかもしれません。
見た目の色や大きさだけではない!CDとレコードの違いについて徹底解説
CDとレコードの違いを徹底解説していきます。
CDとレコードの性能上の最大の違いは録音できる周波数です。
CDは22,000Hzまでの音を録音できる仕組みになっています。
これは人間の耳で聞こえるギリギリのところに設定されているからです。
それに対してレコードは40,000Hzほどまで収録されています。
人の耳ではほぼ同じように聞こえますが、耳以外の部分で感じ取ることが出来る方にとってはちょっと音色が違うように感じられます。
CDを知ることで買取価格が変わってくる
CDは知れば知るほど奥が深くて、詳しく知ることによって買取価格が変わってくるものですから、少しでも高く売りたいなら理解を深めるべきではないでしょうか。
CDは収録されているデータやディスクだけでなく、ケースやジャケット、帯なども含めて1つの商品と数えられます。
傷や汚れなどの瑕疵は論外ですが、欠品も買取価格を下げる要因になるので、新品を購入した場合はなくさないように保管、中古を購入する時は付属品が揃っていることを確認して買うべきです。
またCDは半永久的な寿命を持つメディアではなく、経年で劣化したりデータが読めなくなるリスクを抱えています。
寿命を左右するのは保管する環境の湿度や温度で、湿気を減らして一定の温度を保つように保管すれば長持ちします。
付属品も経年劣化のリスクがありますから、ディスクと同様に高温多湿を避けたり、直射日光が当たらないように管理するのが正解です。
年代物のCDは、今後状態の良いものが市場から失われていき、状態が良いものは相対的に価値が上がりますから、新品に近い状態を保つ重要性を知ることが大事だといえるのではないでしょうか。
CDはデジタルプレーヤーの先駆け
CDは音楽業界でどのような位置づけとなっているか、気になったことはありますか?音楽を日常的に鑑賞する人なら誰しもCDという存在に関心を持ったことがあるのではないかと思います。
CDはデジタルプレーヤーの先駆けとなるものです。
デジタルプレーヤーとは、音楽プレイヤーやウォークマンなどの小さな音楽媒体のことです。
近年では、以前と比べて文化が発達しており、CDやDVDを販売するレコード会社はすたれてしまったも同然です。
しかしながら、音楽業界において重要な役割を果たしたのは、レコードです。
これらの音源は、音楽や動画を聴いたまま、見たまま保存するといった意味合いを持っています。
このことは楽譜が存在しなかった昔から見たら、相当に画期的なことでありました。
音楽の歴史上においても、レコードが発明されたことは高い評価を受けています。
先に述べたように、今では古い電子媒体を用いて曲を聴くことはかなり少なくなりましたが、やはり、これらの媒体が発見されたことは偉大なことだったと言えるでしょう
CDはレコードよりも多くの曲が記録できる
CDとレコードは音楽会の二大媒体であり大きな違いとして音質や盤面の大きさなどが挙げられますが、違いの1つが記録方法にあります。
レコードはA面とB面の両面に記録することができるのに対して、CDは片面のみとなります。
さらに1枚に約70分ほどの曲を保存することが可能なのに対して、レコードになると表面と裏面を途中でひっくり返す手間がかかってしまうので、アルバムなど多くの音楽が入っているものを聴きたい場合にはCDのほうが格段に聞きやすい媒体といえます。
そしてレコードは聴きたい音楽に飛ぶ機能がついていないので、通しで最初から聴くか狙いの音楽からぴったり再生開始させるまで慣れが必要となります。
しかしCDならばいつでも好きなタイミングで指定した曲に飛ばせることができるので、手間をかけずに好きな曲だけ楽しみたい時などにおすすめです。
アナログのレコードにも大きな魅力が複数ありますが、多くの曲を効率よく保存するためには向いていない媒体といえます。
CDの方が耐久性があるから保存が楽
音楽を保存しているメディアにはレコードやカセットテープ、CDなどがあり、最近ではデータとしてパソコンやスマホに取り込む方法もあります。
形として存在するメディアで見ると一番扱いやすいのがCDです。
これはレコードなどに比べるとコンパクトで持ち運ぶ時にも便利で、収納も立てて置いていくと数枚でも場所をとらずに机の上や本棚、タンスの上などに置くことができるためです。
同じようにコンパクトなものにカセットテープがあり、これはよりコンパクトではありますが、長く保存できない欠点があります。
アナログの磁気テープに記憶させる方法なので、長い間置いていたり繰り返し再生すると劣化します。
レコードも繰り返し再生すると劣化が起こり、音が飛んだり音質が悪くなるなどの劣化が起こりますが、CDは再生回数による劣化はほとんどありません。
劣化の原因となるのは直射日光や高温などの環境によるものだけで、湿気が少ない冷暗所に置いておくといつまでも再生できます。
特典つきCDは未開封だと高価になる
特典つきのCDは、生産量や流通量が限られることもあって、開封済みよりも未開封の方が高価になりやすいといえるのではないでしょうか。
該当するのはコレクション性が高かったり、希少価値が優れるCDで、国内のみで販売され流通するものよりも世界的に流通している限定生産品の方が高価になる傾向です。
こういうCDは、限定デザインのジャケットやBOX、付属品の価値が高く評価されるので、査定で高値がついたり高額買取に繋がるのも納得です。
中には開けてしまっていても価値が大きく下がらないものもありますが、大抵は未開封で状態が良いものの方が高値で、それこそ限りなく満額に違い価格で買取してもらえます。
ポイントはケースを保護するフィルムがそのままで、開封済みのものを再ラッピングしたものではないです。
シリアルナンバーが入っている製品であれば、番号が若かったりゾロ目が高額買取に至りやすいです。
いずれにしても、CDは製造後に空気に触れているか、人が手で触ったかが価値評価の分かれ目になるので、高く売りたいなら開けず触れずに保管しておくのが正解ではないでしょうか。
CDは生産量で価値が変わってくる
中古CD市場では、「そのCDがどのくらい生産されて市場に出回っていたか」ということが価値に大きく関わってきます。
国内外問わず、メジャーなアーティストのメガヒットが収録されたアルバムなどは、初回から生産量も多く、購入する人も多くなります。
ヒットが落ち着いてくると、CDを手放し中古CD店に買い取ってもらう人が増え、商品の流通量も増えてきます。
中古市場というのは、その商品の価値に加えて「流通量が少なく手に入れにくい」ということが、価値を判断する際の一つの基準となります。
そのため、流通量が多い商品については、買い取り価格が高額になることはあまり期待できないのです。
メジャーではない、マニアックなファンに人気なアーティストの作品のほうが高額で取引されているのをみかけるのは、こういった理由からなのです。
人気があるアルバムでも「初回限定版」など、生産量が少ない商品に関しては、流通量が少ないため価値が高くなり、買い取り価格も「通常盤」より高くなります。
サイン付きCDは買取に不利な場合も
昨今の音楽シーンでは、デジタル化の波が急速に早まっています。
以前はCDやレコードといった媒体を活用されてきましたが、今ではデジタルデータとしてスマートフォンやパソコンに取り込むスタイルです。
すでにデータをなされている方も多いでしょうが、その際は不要となったCDを買取に出すという手もあります。
簡単にここで触れていくと、コレクションで保管をされているもののなかにはサインも入っているものをお持ちの方も多いでしょう。
一見するとアーティスト本人のサイン入りであれば、高値になると思います。
ところが反対に実情としては買取不可になるケースが多いものです。
その理由は、たとえ本人の手書きであっても、査定時は汚れと見なされるからといえます。
一切値段が付かないわけではなく、査定よりも安くなるのでこの場合は売りに出さずに手元に置いておくことをおすすめしましょう。
CDだけでなくレコードでも同様で、綺麗な姿でないと価値はありません。
CDケースや歌詞カードはきれいな方がいい
CDは付属品もやはりきれいな方が気分がいいですし、買取においても査定評価がよくなるのではないでしょうか。
CDの価値はディスクそのものにあるわけですが、それを収納するケースだったり、歌詞カードの状態も査定対象になるのは言うまでもないです。
例えば中古のCD購入を検討する消費者の立場を想像してみると分かりますが、傷や汚れがあるものとないものでは、当然ながら前者のきれいな方に魅力を感じるはずです。
ディスクが一番の目的で破格ともいえる価格がつく場合は別ですが、歌詞カードを含めて総合的な状態を重視するなら断然きれいな方が魅力的な商品となります。
目立つ傷や取れない汚れというものもなく、付属品も揃っていて限りなく新品に近い状態であれば、買取における査定評価も高額になると思われます。
いずれにしても、CDはディスクとケースが揃っていて状態も良好で歌詞カードにも問題がなく非の打ち所がない、そういうきれいなものが高く評価される傾向にあるのではないでしょうか。
CDの保管は高温や直射日光に注意
大好きなアーティストのCDは毎回必ず購入しているという熱心なファンは多いですが、大切なCDだからこそ気をつけるべきなのが日頃の保管方法です。
特に普段から沢山購入している場合、収納場所がなくなりその辺に積み上げてしまっているという方は少なくないようです。
しかしこういった音楽の記憶媒体は普段からきちんと保管していないと、劣化させてしまう可能性があるため、注意点を事前にしっかり把握しておくようにしましょう。
まずCDは記憶層を傷つけないようにすれば、音質を劣化させる心配がない記憶媒体です。
そのため自宅では高温多湿な場所には置かずに、直射日光にあたらない冷暗所に収納することが基本となります。
必ず購入した時に付いているケースに入れた状態で、横ではなく立ててしまっておくことがポイントであり、横に積み上げた場合は中に入れている部分が反ってしまう可能性があるので注意しましょう。
中には不織布のカバーに入れる方もいますが、これはディスクによっては不織布のガサガサした凸凹が記録層に写ってしまう原因となります。